第9回両国アートフェスティバル『二次創作』
Yamane served as the Artistic Director of The 9th Ryogoku Art Festival 2024.
芸術監督としてキュレーションしました。
オリジナル、創作性。
2024年。既に数えきれないほどの楽曲が存在し、量産することもできるようになってきている。その一方で、近代的な芸術思想においては、唯一無二の音楽を音符でいちから書くことこそが作曲におけるオリジナルの軸であり、強い権限を持ってきた。
既にある楽曲や概念を何らかの形で意図的に使用する音楽に焦点を当てたのが、今回のフェスティバルである。テーマ名はポップカルチャーの「二次創作」に由来する。本フェスティバルでは、引用・選択・編集の可能性や面白さについて、ピアノのための作品という芸術音楽の視点から思索共有していく。持続可能性が問われる今においてオリジナルと言うとき、一体何がオリジナルで、創作性はどこにあるだろうか。
山根明季子
【Program 1】
2024年8月3日19:00、8月4日14:00
ピアノ、エレクトロニクス:林賢黙(イム・ヒョンムック)
トークゲスト:柿沼敏江 ※音楽学者、4日
ピエール・シェフェール:ビリュード
梅本佑利:世界で最も有名なネズミ、ついにその檻から逃げ出す!
マーカス・フィエルストレム:ピアノ教本 #1
ベン・ノブト:もう一度言って
中島夏樹:アルファ/ビート
ニコル・リゼー:めまいの海辺
【Program 2】
2024年8月7日19:00、8月8日14:00
ピアノ:川崎槙耶、佐竹裕介
塩見允枝子:遮られた音楽
塩見允枝子:グランドピアノの為のフォーリング・イヴェント
ラ・モンテ・ヤング:コンポジション1960 #13
フィリップ・グラス:5度の音楽
トム・ジョンソン:コードカタログより「3音コード」
ヨハネス・クライドラー:異質
山根明季子:イルミネイテッドベイビー
山根明季子:状態 No.3
山根明季子:ビートの網目
【Program 3】
2024年8月10日19:00、8月11日14:00
ピアノ:大瀧拓哉、藤田朗子
ヨハネス・ブラームス:バッハによるプレスト
エリック・サティ:官僚的なソナチネ
松平頼暁:連星
塩見允枝子:遮られた夢
辻田絢菜:眠り姫の鱗
中島夏樹:⻑3和音は誰のもの?
灰街令:二つ目の墓痕?
梅本佑利:Confiteor
主催:一般社団法人もんてん [link]